\10月3日(木)23時30分~TOKYO MX、BS11にて放送開始!!/
TVアニメ『結婚するって、本当ですか』スタート直前企画
アニメがもうすぐ、始まりますか
~第2弾~
大原拓也役・熊谷健太郎×本城寺莉香役・早見沙織
博史池畠監督&原作者・若木民喜氏の濃密対談に続き、今回は……
愛猫の かま さえいれば幸せなメガネ男子・タクヤと
地図を眺める時間が至福な趣味女子・リカを演じる
豪華W主演キャストのお二人が登場!
ウェディング風の衣装に身を包み、
和気藹藹とアフレコを振り返る――ハズが、
思わぬ話題で大盛り上がり!?
貴重なグラビアカットとともにお楽しみください!
※この先一部に原作のネタバレを含みます※
熊谷健太郎(くまがい けんたろう)
沖縄県出身。東京俳優生活協同組合所属。代表的な作品・役柄に『ダンジョン飯』ライオス役、『池袋ウエストゲートパーク』マコト役、『ノケモノたちの夜』タケナミ役など。
原作をはじめて読んだとき、
ドキドキハラハラ心を揺さぶられながらも、
根底に温かい人間味があって落ち着く感じがしたんです。
早見沙織(はやみ さおり)
東京都出身。アイムエンタープライズ所属。代表的な作品・役柄に『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー役、『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役、『魔法科高校の劣等生』司波深雪役など。
最後まで読むと終わっちゃうから、
ギリギリまで読んではまた戻ってを何度も繰り返して。
それくらい大事に大事に、のめり込んで読んでいました。
アラスカ行きを命じられたら?
必要なスキルが自分にあるなら、僕はもう「はい」ですね。
行ったら行ったで楽しくなるでしょうって、妙に楽観的なタイプ。
アラスカ…… 人生でなかなか経験できない場所なので、
機会が訪れたのなら行ってみたい気持ちはありますね。
1年か2年とか、期間は決めておきたいかなあ。
アニメ化するって、本当ですか?
――役が決まった時はどんな気持ちでしたか。
熊谷: 正直「マジで!?」でした。優しくて自己主張があんまり得意じゃない、柔らかいタイプのタクヤは、僕にとっては今まで演じたことのないキャラクター。だから最初は「僕で本当に、いいんですか?」と思っていました(笑)。
早見: 若木先生には、『神のみぞ知るセカイ』からずっとお世話になっていて。だから、こうしてまた若木先生の作品に関われる喜びがとても大きかったです。『結婚するって、本当ですか』は会話がメインのお話なので、アフレコの空気がそのまま映像になるタイプの作品だなという緊張感もありましたが…… でもそれ以上にリカさんという、表面からは想像もつかないくらい喜怒哀楽が激しい、楽しくて愉快な存在、その声を担当できるということにワクワクしました。
タクヤ/リカ役は、どうですか?
――役作りはどのようにされていったのでしょうか。
早見: リカさんはちょっとローテンションといいますか、通常の温度設定が低め。だから、リカさんを演じる時はそこまで高すぎない温度感で臨んで。その分、自宅で地図を眺めたり、ワーキャー悶えたりといった、スイッチが入った時の温度は思い切って高めにするなどバランスを意識しました。
熊谷: タクヤは時に気後れしがちで、一見おどおどしているようでもあるけれど、“根暗”にしちゃうと違うよな、と思っていました。人を傷つけたくないから、自分の中で考えて、考えて言葉を出そうとするのであって…… つまり、タクヤのゆったりとした心のスピードは優しさからくるものだと思うんです。そのあたりをしっかりタクヤの心の中から汲んで演じられたら、という気持ちで臨みました。
――タクヤとリカに共感するところはありましたか。
早見: リカさんは自分から決して遠い存在ではないですね。共感というより、すごく親しみを感じます。感情が昂って変な動きになるところとか(笑)。あとは、自分の好きなものや大事にしているものが結構しっかりある。それを大々的に触れ回ることもせず、1人で大事にその生活を守っていきたいと思っているところもよく分かります。いざ「行くぞ」って思ったときの一歩がすごく大きいみたいなところも。
熊谷: 心の根っこの部分というか、人との距離感的なところは、僕とタクヤは意外と近いのかも? と感じます。それこそ、言葉を探し過ぎてうまく会話の流れに乗れないとか。仕事柄コミュニケーション能力は多少進歩したかなと思いますが、イベントや生放送なんかで、タクヤのようにまわりの話題の回転速度についていけなくて悩んだ経験ってわりとあるんですよ。
早見: 実は、私は密かに熊谷さんに“大原くんみ”を感じていました。アフレコで決めるところは絶対に決めるという内に秘めた心の強さもそうですし、とにかく人当たりレベルが最高値! 常に周囲を気遣ってくださって…… 大原くんもやっぱり周りを見ているキャラクターなので、熊谷さん越しに「大原くんが見える!」って感覚がずっとありました(笑)。
アフレコの裏話、教えてくれますか?
―― 収録の中で印象的な出来事はありましたか。
早見: 一番最初のテスト収録が終わった後、ちょっと実写っぽすぎるからアニメとして映えるお芝居をもう少し取り入れて、というディレクションがあったんです。通常の会話はナチュラルなテンションで行きつつ、ギャグっぽいところとか、絵柄がデフォルメ顔になったりするようなところはもっとアニメーションとして華やかにしていこう、観ていて楽しい気持ちになれるような作り方をしていこうという方向になったのが印象的でした。
熊谷: 収録中は、マイクの前ではないところで色々盛り上がっていましたね。若木先生や制作チームのスタッフさんが差し入れにスイーツを届けてくださったりして。1人が「すごい美味しいよ!」って言うと、ぞろぞろ皆で取りに行って。
早見: 本当にJTCみたいな雰囲気でしたよね。
熊谷: タクヤが熊本に帰省するシーンでは、熊本弁を扱うキャスト皆で唸りながら練習したり(笑)。
早見: あれはすごかった! キャストはあんなにいっぱいいるのに、私以外は皆熊本弁だから、標準語を話すとアウェイになるという…… 人生初の体験でした。
熊谷: あとはJTCの先輩・進士さんがメンタル的に追い詰められるシーンがあるんですが、そのときの利根さん(進士 奨役:利根健太朗)の振り切り方がものすごくて。リカさんとタクヤ、2人だけのやりとりだと音量的に静かなシーンが多いんですけど、その中で利根さんのあのシーン! 大好きです。
――早見さん演じるリカの名シーン、伝説のカラオケ回はいかがでしたか。
早見: 「恋のメルカトル」ですね。果たしてリカさんは最初から一気に盛り上がるのか、それとも徐々にギアが入っていくのか…… かなり試行錯誤したので、是非放送を楽しみにしていて欲しいです。
作品にちなんで、色々聞いてもいいですか?
――お二人が最近感じた“日常の中のキラキラしている瞬間”を教えてください。
早見: 先日、高校時代の友人たちと久しぶりに集合して、ちょっぴり贅沢なコース料理を食べに行ったんです。そこでメニューに書いてない特別な一品として、自家製のチーズを頂いたんですが、それがすっごく美味しかったんですよ! 子どもの頃はチーズが得意ではなくて、大人になってからは克服したものの積極的には食べないという存在だったのに、そのお店の自家製チーズはもう奇跡。ボウルでください! と言いたくなるくらいでした。その一皿はキラキラして見えましたね。
熊谷: 僕はプロレスが大好きなんですが、ずっと応援しているエル・デスペラード選手が6月に開催された「BEST OF THE SUPER Jr.31」という大会で優勝したんです。僕もその大阪の会場にいて。優勝を勝ち取ったエル・デスペラード選手の姿と、会場に舞う銀テープはもう物理的にも心理的にもキラッキラに輝いて見えました!
――ちなみに、実は最初からずっと同席されている若木先生はいかがですか。
若木: キラキラというより、最近は老眼が激しくて目がチカチカしていますね(笑)。でもここ最近はプロレス熱がものすごい勢いで高まっています。だから、大のプロレスファンだという熊谷さんと色々話をしたくて! 実は新連載(『ヨシダ檸檬ドロップス』)のヒロインが学生プロレスの主催者という設定なんですよ。取材を兼ねてプロレスを観に行ったり、配信をチェックしたり、もう毎日プロレスを観ています。24時間じゃ足りないですよ!
早見: 未知の世界です。配信ということは、プロレス専用の動画サイトがあるんでしょうか?
熊谷: そうですね。団体がそれぞれ配信できるところを持っていて、かなり前の試合映像も残っていたりして。遡るとどこまでも観られます!
若木: そもそも団体が10〜20とかの規模じゃなくて。
熊谷: そうなんです! 地方など日本中をすべて含めるとすごい数の団体があると思います。
若木: そうそう、だから追いかけ始めるともう無限! 今はどこの団体を追いかけようかな~と。恋人探しをしているような状態です。
熊谷: うわー、最高ですね! 今が一番楽しい時期ですよ!
若木: 先輩!
読者に一言、いただけますか?
熊谷: あと3時間は欲しかったですね(笑)。改めまして、『結婚するって、本当ですか』は誰しもが身近に感じられる世界で、すごく共感できる。だからこそ心が揺さぶられ、時には胸が苦しくなるシーンもあります。でも根底には人の優しさだったり愛情だったり、温かいものが流れている作品です。JTCの面々とのやりとりなど、楽しく笑えるシーンも沢山つまっていますので、肩肘張らずに楽しんでいただけたら嬉しいです。
早見: リカさんと大原くんのラブストーリー以外にも、JTCの面々や家族との関係の中で様々なエピソードが起こっていって、それらはもしかしたら皆さんの日常のすぐ近くにある話かもしれない。そんなリアルさを感じられる物語です。自分自身や周囲の人の人生に思いを馳せながら、リンクさせられる作品になっていると思いますので、是非物語の一員になった思いでご覧ください。
撮影/つぼいひろこ
スタイリング/武久真理江(早見沙織)
ヘアメイク/伊佐千秋(熊谷健太郎)・樋笠加奈子(早見沙織)
デザイン/佐藤菜七星
文/ちゃんめい
\10月3日(木)23時30分~TOKYO MX、BS11にて放送開始!!/
TVアニメ『結婚するって、本当ですか』最新情報▼
公式サイト https://365-wedding-anime.com/
公式X @kekkon_anime
\第3弾キャスト解禁!!/
クラウディア CV東山奈央
海山ナオ CVファイルーズあい
大原耕一 CV玄田哲章
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『結婚するって、本当ですか 365 Days To The Wedding』
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