「権田の18秒」の陰に『フットボールネーション』あり!?
日本代表の正GKとしてカタールW杯を戦った権田修一選手(清水エスパルス)と、『フットボールネーション』著者・大武ユキ氏の夢の対談が実現した。
かねてから『フットボールネーション』の愛読者だという権田選手。カタールにも漫画を持ち込み、試合前にも読んでいたと語る。
「W杯ともなると、すごい緊張感の中でやることになるので、どうしても力が入ってしまう。その状態から一歩引いて、自分の体が準備の段階でちゃんとリラックスして構えられているか確認するために、『フットボールネーション』にお世話になりました。今まで僕たちがよかれと思ってやってきた事柄も、もっといい方法があることを教えてくれて、体の力みを取ってくれる漫画ですよね。W杯中もじっくり読ませていただきました」( 権田選手 )
「権田の18秒」など、大会中は神セーブを連発し、決勝トーナメント進出の立役者の1人となったのは記憶に新しい。そんな権田選手の勇姿を、大武氏が特別にイラストに描き下ろし、今回プレゼントした。
「シュートストップのシーンは報道写真などで(権田選手も)たくさん目にしていると思いました。なので、普段はあまりご自分でも見たことがないだろう、ディストリビューションにしてみました。さりげないプレーにこそ体の使い方、緩み方が表れるので」( 大武氏 )
プロ1年目のFC東京時代から権田選手を見続けているという大武氏。
「私は佇まいの良いGKが好きで……実は、東クルのGK・イワンの身体モデルはほぼ権田選手なんですよ」( 大武氏 )
「えっ、マジですか?嬉しい!」( 権田選手 )
しかしその観察眼に、権田選手がタジタジになる場面も…。
「W杯前、6月のブラジル戦を観た時に、つくべき筋肉が過不足なくついてさらにフォトジェニックになったと感じました。そういえば、FC東京時代からキックを変えてますよね?」( 大武氏 )
「…はい、変えました。よくわかりましたね…(笑)」( 権田選手 )
2人が濃すぎるGK論を語り合った対談は、11月30日発売の単行本18巻に掲載。ぜひご覧ください!
「東クルユニフォーム」バージョンの権田選手のイラストを囲む2人 。大武氏が描き下ろしイラストを贈呈!
撮影/佐藤敏和 取材/鵜飼克郎
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