ドスケベ催眠術師の子
桂嶋エイダ[小学館ガガガ文庫刊]
浜弓場双
広乃あずま
異色のドスケベ催眠×青春コメディ!!
「ドスケベ催眠術」をご存知だろうか。
知らない?
知りたくもない?
今その言葉を聞いたことを後悔している?
ごもっともな感想だ。
俺だって、こんなトンチキな言葉とは無縁で生きていたかった。
よりにもよって父親が「ドスケベ催眠術師」じゃなければな。
その名の通り、狙った相手を意のままに、そしてドスケベに操る秘伝の催眠術。
白昼の往来を全裸で走り回らせるのも、ここには書けないようなプレイをさせるのも自由自在だ。
そんなイカれた家庭事情のせいで、俺の幼少期は迫害の連続だった。
なんとか縁を切り、苗字まで変えて、平穏な生活をやっと手に入れたはずなのに。
二代目ドスケベ催眠術師を名乗る謎の美少女・片桐真友が俺のクラスに転校してきやがった――