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一台のクルマが紡いできた、悲しくも優しい数珠の一話
人に一生があるように、クルマにも波瀾万丈の物語がある。主役は、1954年製VWビートル。 お金持ちのお嬢さんのクルマから始まり、往診車、タクシー等々、1台のクルマが、様々な人と紡ぐ絆を描き出す。 そこに寄り添うのは、クルマとその整備に情熱を燃やすビートルの整備士・星野一生。 『希望』が心もエンジンも動かすことを信じて、今日もスパナを握る。