あるところに、ひとりの悩める「男の娘」がいました。
品行方正な男子高校生・麻倉 将太には人には言えないある欲望があった。それは、「女の子のカッコをして、イジメられたい」。胸の奥底に秘めたその欲望は、優等生の彼にとって決して周りには知られたくない秘密だったが、日毎にそれが膨らんでゆき…!? 主人公が隠れて女装する時のスリルと背徳感、頭の中で繰り広げられるちょっとエッチな妄想、そして演劇部の女子高生・佐山に秘密を握られたことで生まれる禁断の主従関係…などなど、未体験のドキドキ感と「人と違うこと」への葛藤を体感する話題作。作者自身の体験をベースに、赤裸々に綴られる1人の青年の性的ドクハク。