黄昏流星群 51 タソガレリュウセイグン

黄昏流星群 51
作家
弘兼憲史
発売日
2016年2月29日
価格
各販売サイトでご確認ください

電子書籍・アプリでさがす

作品詳細

夫はエリート銀行員。一見順風満帆な人生を歩む麻紀だが、夫婦関係は冷え切っており、夫には若い愛人までいる。自分の人生を自問自答しながら、麻紀は50歳の節目に小学校の同窓会へ。そこで再会したのは、かつてはクラス中から“フナムシ”とからかわれいじめられっ子だった船村。彼は、中卒後、苦労の末に独力で世界的な企業「船村製作所」を立ち上げ大成功を収めていた。船村は、子供の頃から今まで麻紀に想いを寄せており、いまだ独身だという。夫への後ろめたさを感じながらも、一途に自分を愛してくれる船村の優しさにどんどん惹かれてゆく麻紀。だが、ある日突然に、夫が部下の業務上の不正が原因で船村の会社の経理として出向することに。つまり、夫が船村の“部下”になるという異常事態が訪れ…!?40年越しの初恋を描いた表題作『星々流転』と、隠れ天才数学教師(童貞!)と、妙齢ストリッパーの純jな恋を描いた『交錯する流星』の2編を収録!